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操作盤イメージ
取扱説明

安全にお使いいただくために

ベストファイヤー焼却炉の取扱いで重要な注意事項・操作手順・メンテナンス方法を抜粋してまとめました。

はじめに

ご購入ありがとうございます。安全にお使いいただくため、以下の注意を守って運用してください。

焼却炉を安心してご使用いただくために、取扱説明と注意事項を必ずご確認ください。 説明書はすぐ取り出せる場所に保管をお願いします。

注意

注意

中程度の障害や損害を受ける可能性がある場合。

警告

警告

死亡または重傷の可能性が想定される場合。

危険

危険

緊急性・切迫性の高い重大事故につながる可能性がある場合。

注意事項は状況によって重大事故につながる可能性があります。必ず遵守してください。
安全にお使いいただくためのお願い
1

慣らし運転を最初の数日間行い、極端に高温にしない。

2

焼却時間の目安は1日4時間以内に抑える。

3

重い角材などを耐火レンガへぶつけない。炉内へ水をかけて急冷しない。

4

使用前に周囲の可燃物を除去し、必ず灰出しを行う。

5

フレームアイ(炎検出装置)は月1回掃除する。

6

電源の抜けや停電に注意し、使用中は主幹スイッチを切らない。

7

投入量は炉内高さの60%まで。煙が出たら投入を控える。

8

バーナーの風量・送油量は出荷時設定のまま使用する。

9

高発熱物(廃プラ等)は焼却能力を超えないよう投入量を調整する。

操作盤の流れ

誤操作による故障を防ぐための基本ステップ。

1

主幹スイッチをONにする → バーナー送風が自動で始まります。

2

スタートスイッチを押す → 送風音と温度表示を確認。

3

バーナーメインスイッチをONにする。

4

バーナー着火スイッチをONにする。

5

約10分後に焼却物へ着火し、送風スイッチをON。

6

焼却物の投入終了後は、炉内温度が100℃以下になると自動停止します。

燃焼中に主幹スイッチをOFFにすると逆流熱でバーナーが損傷する恐れがあります。使用中は触れないでください。
焼却物の投入・点火

1. 焼却物の準備

燃えにくい服装と軍手を着用し、安全に作業します。

2. 焼却物の投入

安全ロックを外して投入扉を開け、投入後は確実にロック。

3. 点火

煙突直下付近の焼却物に紙などを置き、着火後は扉をしっかり閉める。

4. 終了

1日の作業終了時はバーナーメインスイッチのみOFF。自動停止後、長期不使用時は全電源をOFF。

二重扉オプションなら燃焼中の再投入が可能です。標準扉では再投入できません。
保守・管理

灰は定期的に灰出し扉から排出し、ロストル下に溜めない。

フレームアイ(炎検出器)のレンズは定期的に清掃する。

本体・煙突・笠に腐食・破損があれば早めに交換する。

塩ビなど塩化水素が出るものは焼却しない(高温腐食の原因)。

清掃・点検は炉体が十分に冷えてから行い、灰の処分も安全に。

故障かな?と思ったら

よくある症状と確認ポイント。

症状原因例対処
モーターが動作しない電力・配線・操作盤の異常断線や緩みを点検し、再操作または専門業者に確認。
点火しない / すぐ消えるフレームアイ汚れ / 燃料・空気不足フレームアイ清掃、給油圧やエアダンパー調整、燃料量を確認。
燃焼が不安定ノズル汚れ / 空気量不適正ノズル清掃とエアダンパー・燃料調整。
黒煙・白煙が出る空気量の過不足エアダンパーを調整し、最適な数値にセット。