
ご購入ありがとうございます。安全にお使いいただくため、以下の注意を守って運用してください。
焼却炉を安心してご使用いただくために、取扱説明と注意事項を必ずご確認ください。 説明書はすぐ取り出せる場所に保管をお願いします。

注意
中程度の障害や損害を受ける可能性がある場合。

警告
死亡または重傷の可能性が想定される場合。

危険
緊急性・切迫性の高い重大事故につながる可能性がある場合。
慣らし運転を最初の数日間行い、極端に高温にしない。
焼却時間の目安は1日4時間以内に抑える。
重い角材などを耐火レンガへぶつけない。炉内へ水をかけて急冷しない。
使用前に周囲の可燃物を除去し、必ず灰出しを行う。
フレームアイ(炎検出装置)は月1回掃除する。
電源の抜けや停電に注意し、使用中は主幹スイッチを切らない。
投入量は炉内高さの60%まで。煙が出たら投入を控える。
バーナーの風量・送油量は出荷時設定のまま使用する。
高発熱物(廃プラ等)は焼却能力を超えないよう投入量を調整する。
誤操作による故障を防ぐための基本ステップ。
主幹スイッチをONにする → バーナー送風が自動で始まります。
スタートスイッチを押す → 送風音と温度表示を確認。
バーナーメインスイッチをONにする。
バーナー着火スイッチをONにする。
約10分後に焼却物へ着火し、送風スイッチをON。
焼却物の投入終了後は、炉内温度が100℃以下になると自動停止します。
1. 焼却物の準備
燃えにくい服装と軍手を着用し、安全に作業します。
2. 焼却物の投入
安全ロックを外して投入扉を開け、投入後は確実にロック。
3. 点火
煙突直下付近の焼却物に紙などを置き、着火後は扉をしっかり閉める。
4. 終了
1日の作業終了時はバーナーメインスイッチのみOFF。自動停止後、長期不使用時は全電源をOFF。
灰は定期的に灰出し扉から排出し、ロストル下に溜めない。
フレームアイ(炎検出器)のレンズは定期的に清掃する。
本体・煙突・笠に腐食・破損があれば早めに交換する。
塩ビなど塩化水素が出るものは焼却しない(高温腐食の原因)。
清掃・点検は炉体が十分に冷えてから行い、灰の処分も安全に。
よくある症状と確認ポイント。
| 症状 | 原因例 | 対処 |
|---|---|---|
| モーターが動作しない | 電力・配線・操作盤の異常 | 断線や緩みを点検し、再操作または専門業者に確認。 |
| 点火しない / すぐ消える | フレームアイ汚れ / 燃料・空気不足 | フレームアイ清掃、給油圧やエアダンパー調整、燃料量を確認。 |
| 燃焼が不安定 | ノズル汚れ / 空気量不適正 | ノズル清掃とエアダンパー・燃料調整。 |
| 黒煙・白煙が出る | 空気量の過不足 | エアダンパーを調整し、最適な数値にセット。 |